2008年8月4日月曜日

非情自体宣言

僕は口下手だ。
そして、クレーム対応が苦手だ。

この仕事に就いてから
ずっと悩んできた。

組織というのは、
責任のおしつけあいの
場所で

いかに責任逃れをするために
組織の責任をうまくかわし
相手の責任追及するかが求められている。

どうも、僕がだめなのは、
どっかで
「お客さんの言う事もわかる」
と思ってしまっているからだ。

その一瞬のスキに
「なんとかなるかも」
と付けこまれ
調子にのられる。

しかし、難しい。

毅然とした態度で
望めば、

突き飛ばしたようで反感をかうし

同情したら
図にのるし。

結局は、
口では「同情してるふり」だけして、
淡淡と対応するようになるしかない。

口上手になる技量を今は
学んでいる。

口上手も大事なことだ。
説得で紛争が解決するなら
裁判するよりその方が望ましい場合もあるわけだ。


そういう態度は
市民を守るという人間が
それでいいのか?
という声があるかもしれないが
(そういっているのは僕自身だが)

今は、法律家じゃあないし、守れないし
守る義務もない。

ただ、市民の抱える悩みに
立ち向かっているのには変わりない。

ただ、立場はがらりと違うけど。


でも、法律家だって、
非情でなきゃいけない面がある。

誰かを助けたら
誰かを傷つける。

クライアントの何千万という損害賠償を勝たせたら
相手は家でも何でもあるものすべてを手放さなくて
いけなくなる。

責任の押し付けあいということで言えば
正々堂々、責任を押し付けているだけだ。


責任感があるのと
責任を認めるのは
違う。


正直者じゃあ生きられない。


それでも僕は正直モノを救いたいし、
その気持ちは嘘ではない。

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